ランディングページ(LP)
WEBランディングページとは
企業のサービスの紹介や商品の紹介、また商品購入ボタンや詳細ボタンなどの工夫で見てくださったお客様の購買に誘導するように作られたWEBサイトになります。
そもそもランディングページ(LP)のランディング(landing)とは「着地」を意味していて、商品購入やサービス利用に繋がる(着地)するように作られたWEBサイトになります。
一般的なWEBサイトとの違い
大きな違いでいうと、一般的なサイトではグローバルナビゲーションが作られています。しかし、ランディングページでは一ページで完結して商品や企業のサービスを宣伝する必要があるため、ほとんどのランディングページはグローバルナビゲーションが設置されていません。ちなみに、グローバルナビゲーションとはそのサイトの主要なリンクをまとめて表示したものになります(訪れたサイトの主要なページに移動することができるリスト=(目次みたいなもの)のことです)。ナビゲーション(道案内)つまりサイトの道案内をしてくれる役割を持っていて、「トップページ」や「お問い合わせページ」、「詳細ページ(企業などの沿革や商品の特徴などをまとめたもの)」がよくリストされています。
他にも商品やサービスをよりよく知ってもらうために画像が多く載せてありチラシのような特徴があります。また、「商品購入ボタン」や「詳細はこちら」ボタンなどがあり、商品の購入やサービスの利用に繋がるようにデザインする必要が生じます。
ランディングページの工夫
ランディングページは普通のWEBサイトと違って、最終的に商品購入やサービス利用を目的としているためマーケティング性が高くなっていきます。そのため普通の WEBサイトを作るのとは少し特殊性が生まれていきます。よく使われるビジネスでよく使われている用語として「PASONAの法則」があります。「PASONA」とは、問題提起(Problem)、扇動=(人の気を煽って行動を起こさせる)(Agitation)、解決策(Solution)、限定感や緊急性(Narrow down)、行動(Action)のそれぞれの頭文字をとったものになります。この法則に基づいて、興味の沸く検索のキーワードを設置させてクリックに繋がるように仕向けたり、見てくれた人に購買意欲や利用意欲を湧きたてるような構成にしてあります。
実際に「PASONAの法則」を例に出して説明してみます。
問題提起(Problem)
- なかなか脂肪が減らせない方必見
- いますぐ資産を増やせる方法伝授
こんな風に必要としている人に対して商品やサービスの需要を見つけてもらえるようにキャッチーなフレーズを検索のキーワードに設定したりしています。
扇動(Agitation)
- 普段の食生活では必要な栄養が補えないと感じていませんか?
- 日常から開放してリフレッシュしてみたくないですか?(旅行会社など)
このように問題提起した問題の深刻さをうまく表現して、消費者をうまく煽るような工夫をしていきます。
解決策(Solution)
- 三ヶ月間利用したY・Kさん(47)はTOEICテストで前回に比べて200スコア上げられました
- 専門の医者による効果の実証を得られています
このように実際に問題が解決したであろう情報を入れることで実際に使ってみたいと思わせる効果が期待できます。
限定感や緊急性(Narrow down)
- 今なら限定300名様に限り商品代金の40%引きで提供します
- 初回使用無料でご利用いただけるチャンス
こんな風に今しか特別な方法で購入する機会がないように思わせることで、商品の購入に繋がるような演出に進むことができます。
行動(Action)
- 実際に試してみたい方はこちらへ
- 今すぐ購入
最後に購買行動を呼びかけることで、みている人に購入を促すように仕向けています。
まとめ
今回はランディングページのことを紹介しました。この「PASONAの法則」はダイレクトメールやチラシなどでもよく使われているので、注意深くみてみると参考になったりします。